トレード日記でありますが、FXブログとして、そして一トレーダーとして、日々トレードの事について考えようという事で、今回は損切りについてです。
part.1があるということは、part.2もあるはずで、損切りがあるということは、利食いも、、、と言う事でシリーズ化して書いていこうと思います。
そんな思いつきで始まった今回の企画ですが、初心者の方はもちろんのことながら、
すでに損切りをマスターした方にも、もちろん自分を含めた上で今一度考えさせられる。
〜損切りの意義〜
そもそもなぜ損切りというものが必要なのか。一つ目の意義。
予想を全て当てる事は不可能に近い
これは長期で考えれば、イコールで取引回数が少ない。ということになりますので、予想を全て当てる事は現実的に十分ありえます。それを考えれば数回〜数十回の範囲なので必ずしも損切り必須とは言い切れません。というより、長期投資自体がかなり難しい投資方法であるからなのですが、損切りをするべきかという事すら、僕は明確な答えがでてきません。
なので短期トレードの場合という視点で考えてみますが、みなさんは一ヶ月でどのくらいの取引回数がありますか?数回、数十回、もしくは数百回という方もおられると思います。そして、あなたのトレーダー人生において、トータルで何回の取引をすると思いますか?数百〜数千回とあるでしょう。スキャルパーならもっといく人もいるでしょう。
果たしてこれだけの回数、予想を当て続ける事が現実的に可能でしょうか。
ほぼ不可能に近いですよね。この予想が外れる、外れた時に損切りをしなければどうなるか。次に繋がります。
一発で全てを失う
巷に溢れているよくある話です。コツコツと利益を積み重ねるも、一回のトレードでドカンとやられてしまう。利益分ならまだしも元金まで全て消し飛ぶほどにやられる人もいます。これでは何の為に今までトレードをしてきたんだ。。という事になります。
損切り貧乏という言葉があるように、たしかに損切りの大半はほとんどが無駄といえる代物です。ですがこの損切りの最大の意義は、このたった一回の大きな損失を防ぐ為にあるのです。これを防ぐ為に、コツコツと損切りをするんです。
いい例が、ギリシャショックと呼ばれた2011年5月6日。ポンド円が一日で12円ほど下落しました。こんな時があるんですよ。そしていつくるかなんてわかりません。そんな時、損切りの重要性に気付く・・・では遅いんです。
これこそ損切りの最大の意義でしょうね。そして、相場の世界では、いかに儲けるかということより先に、いかにして生き残るか。これをまず考える事が大切かもしれないですね。
と簡単にではありますが、損切りの意義についてでした。
次回は、〜損切りの組み立て方〜について、書いていこうと思います。
次回は、〜損切りの組み立て方〜について、書いていこうと思います。
以上、"損切りを考える part.1"でした。