2014/01/14

【iPad】iPad Air レビュー 使ってみてわかったメリットやデメリットを交えて。



タブレットといえばiPad。中でも最も新しいiPad Airを購入し、数ヶ月使い倒した上でのレビューをしてみようと思います。タブレットは種類もたくさんあり、どれを買おうか悩む方も多いと思います。特にiPad miniと悩む方も多いのでは。


私もそのうちの一人でした。MacとiPhoneに魅了されている私なので、Androidやその他タブレットは選択肢にはありませんでしたが、Air と mini どちらにするか非常に悩みました。ですが、情報量が多い(画面が大きい)事は"正義"だという経験則、外へ持ち運ぶ機会も少ないという事で、iPad Air を購入した訳です。

果たしてその判断は正しかったのか。。


1.デザイン



自宅にネット環境が無く、WiMAX・ポケットWifi等の無線LAN環境が無いよって方には、ケースも合わせてセルラー版をオススメします。ですが、私のように外へ持ち運ぶ機会が少ない上に、自宅には無線LAN環境があるよって方はWi-fi版でいいと思います。

と、一見デザインと関係ない部分かと思われますが実は関係アリアリでして。セルラー版の背面にはですね、『アレ』がついてるんですよ。これです。


この『アレ』なんですけど少しダサいなって。思っちゃってたわけですよ。ケースを付ければ気にならないのですが、ケースも付けたくないかなって。しんぷるいずべすとってことで。

その点がどうしても許せなかったので、そもそも私の選択肢の中に、セルラー版は無かったわけです。おかげさまで素晴らしいエッジに囲まれた、スペースグレイ一色の背面を手に入れた訳ですが、このスペースグレイもなかなかカッコいいですよ。色味でいうと、MacBookとiPhone5の間のどこか。って感じです。前モデルと違ってベゼルも狭くなり、その名に恥じぬ軽さ、ほんとに薄いです。最高です。美しいです。

ただ、ディスプレイもそうですが指紋が目立ちます。わ、私は必要ありませんががが、傷や指紋からiPadを守る為に、指紋防止の画面フィルムやケースを合わせて購入してみてもいいかもしれませんね。近頃はフッ素コーティングなるものが流行っているそうな。試してみ隊・・・

Retina版のminiとどちらにしようか迷っている方は、まずサイズや重量を考慮してみましょう。というかそこだけなんですよね。違う所といったら。Airと言ってもやはりそれなりに大きいですし、長時間片手で持つとなると重みもじわじわきます。プレゼンなどに使うなら間違いなくAirだと思いますが、通勤電車など主に外でプライベートな使い方をするならminiかなと。持っているバッグに入るか否か、そこも結構重要ですし。主に外と内、どちらで使うかが判断基準になるのではないかなと思います。

ちなみに私は、iPadをMacのサブディスプレイとして使ったりもしてます。そういう使い方もありますよっと。


2.機能面



A7チップ。速いです。体感出来るぐらいなので満足しています。ただ見違えるような速さの向上ってわけではないので悪しからず。そして、iPadでは普通のジェスチャーに加えて、4本指でのジェスチャーにより、タスクの切り替えやホーム画面に戻る事が出来るのですが、初iPadの私としてはたまらなかったです。気持ちいい。

ただ、重いアプリを使用中に4本指ジェスチャーでタスクの切り替えをするとちょくちょく落ちました。あと、iPadが何も反応しなくなり電源を切る事すら出来ない状況に一度なりましたが、ホームボタン+スリープボタンの同時押しで強制再起動すると、普通に使えました。ただ場合によっては全データが消える事もあるかもしれないのでバックアップはこまめにしておきましょう。

音質については、これもMacとiPhoneの中間でしょうか。特別悪いという事はないですが、ちょっと音質いいかもー。ぐらいです。

指紋認証は搭載していません。残念。無念。再来年。とは言わず今年中、遅くても来年には出ますよねきっと。指紋認証搭載したiPad。

カメラの画質は、普通です。ただ前モデルと比べると良くなってます。

ディスプレイは相変わらず文句なしです。高画質な写真を見ると臨場感がすごいです。そして字がハッキリくっきり。Retina最高です。それなりに映り込みしますけどね。


容量は用途によりますが、それなりにアプリや音楽を入れたいって方には16GBじゃ足りないかもしれません。ですが、DropBoxやGoogleDriveなどの無料のクラウドストレージなんてものもあるので、16GBで足りる人も多そうです。
ちなみに私は、音楽を710曲、アプリ34本ぐらい入れてます。写真はDropBoxへほとんどを保存していて、動画はMacに、書類関係はiCloudを使ってiPadのスペースを空けています。ゲームとかもあまりしないので16GBで足りるのですが、ゲームもバンバンやるよって方は16GBじゃ足りないと思います。ゲームと動画はデカイ。参考にしてみてください。


3.内蔵アプリ



これらのアプリが無料でダウンロードできます。動画編集や音楽作成、プレゼン作成に文章作成、表計算ソフトなどこれ全部無料です。プロフェッショナルには物足りないかもしれませんが、プライベートな用途や、仕事などでも簡単なものならこれで十分だと思いますよ。簡単で綺麗に作れます。よくエクセルやワードなどと比べられますが、果たしてどれだけの人がその全ての機能を必要としているのか。

簡単なもので十分という方はぜひ一度使ってみてほしい。それだけ簡単でシンプルに、綺麗なものが作れます。職場で簡単な資料作成をしている親に使い方をレクチャーすると、iPadほしい!と言っておりました。そして、そこまでマニアックな使い方をしない方は、PCすらいらないかもしれません。内蔵アプリに加え、無料のアプリもたくさんあるのでiPadを買うだけで出来る事、いっぱいあります。

ただ買ってから気付いたのですが、画像にもあるようにiPhoneと違う箇所がいくつかあります。コントロールセンターに、画面固定・計算機・ライトの項目がありません。完全に盲点でした。

画面固定は右側についているiPhoneでいうところのマナーモードの部分です。音量調整の上にあるアレです。デフォルトではこれが入れ替わっているのですが、設定から変更出来ます。iPhoneに慣れている方は、設定 → 一般から、本体横のスイッチの機能を『消音』にしておくと良いでしょう。

次に計算機。搭載していないので必要な方は別途用意する必要があります。無料のものがいくつかありますよ。

最後にライト。そもそもライト自体がありません。。正直この2つは結構使うので残念でした。ライトはどうしようもないですが、計算機はアップデートで追加されることを期待したいと思います。。

まとめ



それなりに悪い事も言ったつもりなので、最後は褒めて終わりにしたいと思います。
やはりタブレットといえば電子書籍。これは無料で提供されている、福沢諭吉の学問のすすめを読んでいる画面です。本物の本みたいにめくれます。

しおりを付けたり、わからない単語はぱぱっと辞書をひけたり、文字のサイズも変えられます。そして、飲み物や食べ物をこぼす事も、踏みつぶして折り曲がる事も、火事で燃えてしまう事も、もうなにも恐くありません。更に、部屋のスペースを確保できます。コンテンツ不足という点がありますが、時間が解決してくれるでしょう。

私の親は特にそうなのですが、バリバリのIT音痴どころか、アンチITというレベルです。口で電子書籍の良さを力説したところで、本っていうのは紙だからいいんだよ!と蹴散らされました。そんな親でさえ、実物を見せ、使い方を教えるとどうでしょう。

・・・。 いいじゃん・・・ iPadほちぃ・・・ 
 (買ってくれと言わんばかりの眼差し)

ちょろいもんです。

冗談はさておき、よくよく考えると苦手意識のある、親やおじいちゃんおばあちゃん世代こそぜひオススメしたいなって思うわけですよ。『使い方を教える』これは一種のコミュニケーションです。そういうのも悪くないかなって。思いますよ。若者のみなさん。

価格は少しお高いですが、私は購入して正解だったなと思います。字が綺麗。写真が綺麗。内蔵アプリはそこそこ優秀。人にオススメできる一品だと思いますよ。購入を考えている方の参考になれば幸いです。それではでは

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