本日のトレードは終了。結果から言ってしまえばまたもや損切り。すでにして、今月3連敗中。ということで反省をしてみようと思う。まずチャートを見た時に感じていたのは、ポンド円は買い。ユーロ円は売り。
ポンド円に関しては、上げ基調だったというのと、雇用統計時につけた高値から引かれるトレンドライン、これをブレイクしていくと大きな上げを期待できると考えていた。前日の動きで十分な押し目が入ったと見ていたのでなおさらだ。
ユーロ円に関しては、近くに赤ライン、対して緑ラインがあったので売り目線。だが、大局は上を向いてたので逆張りとなる。ここが今回の最も反省すべき点だ。チャートを出して見ていくとしよう。



日足・時間足の青い太線の外側が大局観。この場合、基本的には買いで攻めるべきだ。売りというのはそもそもトレンドに反しているという事になる。だがこれを意識していなかったのは反省すべき点だ。一般的には、上昇トレンド中のトレンドライン内側では買い、外側では売りと言う事なので、大局観=トレンドと考えてもらえば分りやすいかもしれない。
新規のタイミングとしては良かった。指標は良い結果であったのにもかかわらず、逆に動き、そして安値を更新。ここが新規のポイントだったが、すぐさま損切りとなった。この赤いライン(3営業日〜で作られるライン)に反発した後、緑ラインでの反発を狙うというのも、大局に沿った場合に有効な手法。であるのにもかかわらず、大局に反する場で考えてしまった。これは、自分の中でよく損失になる。ならばなぜ同じ事を繰り返すのだろう。それは大局観をしっかり定義していなかった為である。その大局観を定義することによって、これを防ぐ具体策とする。
〜大局の定義〜
これは最低でも一週間、それ以上の営業日で形成されるラインがブレイクされ、翌営業日を迎えた場合に大局は転換したと意識しておく。だが近くにそれよりも長い期間で形成されたラインがある場合は注意が必要だ。まだトレンドは終わっていない可能性があるので安易に大局転換と判断しないようにする。

そして更に大局転換を裏付けるものが、ブレイク後に、対する赤ラインで反発し翌営業日を迎える、ピンクラインが形成されたら転換に期待できる。

だが、どんなにチャートを分析しようが全てを当てる事は出来ないし、その分析結果に固執し過ぎてはいけない。それが損切りを遅らせる要因や、無駄なトレードをする要因にもなりえる。なので絶対だ!というような安易なバイアスをかけるのではなく、
・転換を示唆するラインがブレイクされていない位置ならば、大局に順した手法の信頼度は多少上がる。(むしろ積極的に狙う)
・逆に大局に反する手法は、信頼度が低いどころか狙うべきでない。
というように、信頼度が高いか低いかぐらいの意識でいいと思う。固執するのではなく意識する。意識した上でトレードを組み立てるこれが次に生かすということ。
トレンドに乗る事は当たり前である。だが最大のチャンスというのは、トレンドの押し目。この押し目をトレンドと捉えない為にも、今回定義付けした大局の定義を意識しトレンドにのる。更にその押し目を狩る動きに便乗する。今回の反省を次ぎに生かし今後もトレードに励むとしよう。