2013/04/02

【月間】3月収支



桜も花開き、絶好のお花見シーズンとなりました。4月に入りましたが、エイプリールフール?なにそれ?おいしいの? そんな孤独人ぽんどるです。こんばんにちは。月も明けましたので毎月恒例の月間収支をまとめました。思わず目を覆いたくなる。まではいきませんが、すごく微妙な結果となりましたのでぜひ笑ってやってください。




パッと見でわかるかと思いますが、あまりトレードをしませんでした。正確に言えば、出来なかったと言った方がいいかもしれません。これには二つ理由がありまして、一つ目はいつものことながら『トレードチャンスを逃した』という事なのですが、もう一つは『トレードチャンスが少なかった』でござります。

今日のように午前中にすでに大きく動いてしまった場合は、トレードチャンスが無い場合が多いんです。そして3月25日(月)は割と大きく動いたのですが、ラインに対しての動きが無い・天の邪鬼な動きなども無い、そんな相場展開では手も足もでなかったです。

数年トレードをしていれば分かるのですが、自分の手法がマッチしない時期というのがあります。簡単に言えば、トレンド相場ではマッチするが、揉み合い相場ではマッチしないと言う事です。そんな時期には収支が悪いのはもちろんのこと、『そそられる回数が少ない』んです。つまりトレードチャンス自体が少ないんです。

そんな時期に、特に初心者が犯しやすいミスというのが、あっちゃこっちゃと手法を変えてしまう事です。これは思い当たるフシがある方も多いのでは。手法を作った際に検証したチャートは長期間のデータを元にしたはずなのに、数週間や数ヶ月の悪い結果だけでコロコロと手法を変えてしまう方がいます。(ぽんなんちゃらという方がそうだったようです。) そして後に後悔するんです。やはり前の手法通りやっていれば・・・と。

トレードというものは物事を長期的な視点から見る事が必要です。数回のトレード内容が悪いからといって、安易に手法を変えると言う事は、今まで積み重ねたものをドブに捨てるようなものです。なので最初あまり上手くいかなかったとしても、まず数ヶ月試してみる事です。デイトレなら最低でも3ヶ月〜半年ぐらいを目安に一定期間やり続けるんです。もちろん数年分の検証結果を元にした、自信のある手法でですよ。

ここでよくある失敗例を二つあげた上で対策を考えてみます。


1. きっと上手く行くはずなんだ・・・。(稼げない手法に固執してしまう)

人間というのは長い期間共に過ごした○○○に、愛着が湧いたり、情が移ったり、こだわりが強かったり固執したりしますよね。○○○に入るものの例をあげるとすれば、『故郷』『友人』『恋人』『物』『目標』などがイメージしやすいのではないでしょうか。

長所と短所は表裏一体であるように、様々なものが時と場合によって良くも悪くも作用します。今回の失敗例は悪く作用しているパターンです。稼げない手法にいつまでたってもすがる事は、こだわりが強いわけではなく、固執してしまっているんです。これに気付かずドツボにハマっているわけ、、、いや、気付いてはいるが今まで積み重ねた苦労を捨てる勇気がない。もっと言えば自分を否定する事でもあるのでなかなか難しい事なんだと思います。

ですがそんな事を言ってても仕方ないので、これを未然に防ぐ為に、『期間』を設けます。先ほども言いましたがデイトレの時間枠ぐらいなら3ヶ月なら3ヶ月と決め、その期間で結果が出ないのならその手法はさっさとゴミ箱に捨てる。もしくは手直しをすると始めから決めておくんです。

要は、期間中は変化をしない事が必要で、期間が過ぎた後に結果が出なければ何かしらの変化が必要になるという事。この失敗の解決策は、ケジメをつける事。ただそれだけの事です。


2.ちょっとやって上手く行かないから手法を変えてしまおう。(コロコロ変えてしまう)

これはすごく良い例があります。『グレートリセット』という言葉を最近よく聞きますよね。簡単に言えば、ダメなものはぶっ壊して一から作り直せ!!ってなわけです。実は、心理的にはかなり似通っているんです。これ。というよりグレートリセットですよねこれ。

確かに分かりやすくて、なんだかワクワクするかもしれません。全てリセットして綺麗さっぱりに、なんだか美しい事のように思えるかもしれません。昔の経験も知識も乏しかった自分より、今の最先端な自分が一から構築した物のほうが素晴らしいものが出来る。確かにそう思えるかもしれません。

ですが本当にそうでしょうか?

まず第一にめんどくさい。今まで積み重ねてきた物を全部リセットするなんてめんどくさいこの上ないです。費用や労力、そして時間がかかります。それに一言で積み重ねてきた物と言っても、これはかなり複雑なものが絡み合っているものなのです。更に言えば、今までの長い期間の中で様々なリスクに直面する度にメンテナンスしてきた物、という側面もあるんです。

特に初心者の方には理解しがたいかもしれませんが、あえて言います。聖杯なるものは存在しません。国や社会の仕組みがそうであるように、FXでも同じです。仕組みを作っているのが不完全な人間である以上、どんなに素晴らしいものでも必ずどこかに欠陥があります。

社会やFX、この世の様々な仕組みというのは、"0""100"か、"善""悪"か、そんな単純明快なものではありません。分かりやすく言うなら、0をどれだけ100に近づける事が出来るか。そういうモノなのです。複雑で分かりにくく、難しい。だからこそ面白いしやりがいがあるとも言えるんですがね。

僕も最初の頃は、勝ちトレーダーは"100"で、負けトレーダーは"0"なんだと思っていました。でもそんな単純な話ではなくて、+−の分岐点を"50"とすると、勝ちトレーダーに100
はいないが50〜99のどこかで、負けトレーダーは0〜49のどこか。そんなイメージをしてもらえば分りやすいのではないでしょうか。なのでまずそこを理解しておいてください。

そして1. で説明したように期間を設けた上で、忠実に継続する。これが解決策になります。そして先ほど説明したように、100に近づける事が本来のあり方です。僕が思うに、手法なんて何でも良いんだと思います。手法も人によって合う合わないがありますし、どんな手法もアタリかハズレではなく、レベルをどれだけ上げれるか。結局はそこに行き着くんだと思います。

『手法』なるものが、儲ける為に重要な要素である事は間違いないですが、あくまで入り口にすぎません。本当の意味での答えは、もっと深い部分にあるんですよ。


と、なんだかなが〜くなりましたが、今日の要点をまとめると、

・期間を設け、けじめをつけろ!
・0か100かじゃない、限りなく100に近づけるもんなんだだ!

と言う事でした。いやいや、講義をたれてる場合じゃないでしょ。そんな事より自分の反省をせねばでしょ。今でしょッ!(かなり無理がありすぎる・・・笑)

今月もお互い頑張りましょうね。ではでは・・・


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